3年前、子どもたちと一緒にメダカを飼い始めたことが、私の家族に小さな変化をもたらしました。きっかけは、夏休みの自由研究で近所の川にメダカを探しに行ったこと。残念ながら川にはメダカの姿はなく、がっかりする子どもたちを見て、思い切ってメダカを飼ってみようと決めたのです。
亀田養魚オンラインショップで白メダカと楊貴妃メダカを数匹購入。子どもたちが目を輝かせて水槽を覗き込む姿を見たとき、なんだか心温まる気持ちになりました。メダカは、私たち家族の新たな仲間になったのです。
メダカを飼い始めた当初は、子どもたちと試行錯誤の毎日でした。水槽の水がすぐに濁ったり、エサをあげすぎてメダカが泳ぎにくそうにしたり。失敗の連続でしたが、飼育環境を整える過程は楽しくもありました。
メダカを飼う中で、子どもたちと自然について話す機会も増えました。メダカが昔は日本のどこにでもいたのに、今は減っていると知り、子どもたちは驚いていました。
家族で近くの公園の池をきれいにしようとゴミ拾いに参加したり、メダカの住める環境について考えるようになったのは、大きな収穫でした。メダカは、ただのペットではなく、自然と向き合うきっかけをくれました。子どもたちも、生き物を大切にする心を少しずつ育んでいるようです。
今、わが家のリビングにはメダカの水槽が輝いています。忙しい日でも、家族で水槽を囲んでメダカの泳ぐ姿を眺めると、会話が弾み、笑顔が増えます。メダカは小さな存在ですが、家族の時間を豊かにし、絆を深めてくれました。
子どもたちが大きくなっても、このメダカとの思い出はきっと心に残るはずです。メダカを飼うことは、家族の新たな物語を紡ぐ一歩になりました。あなたも、メダカと一緒に特別な時間を始めてみませんか。